DX研修を社員研修として行う以上、ROI(費用対効果)の高い研修プログラムを導入したいとお考えの企業担当者様は多いのではないでしょうか。
「DX社員研修を行ったが、抽象的・概要的すぎて実務に活かせるスキルが得られなかった」といった声も聞こえてくるDX研修。
ここでは「確実な社内DX推進につながる社員研修」を実施いただくため、実務直結度・業務効率化・データ活用力の向上・属人化の解消につながるものを”ROI(費用対効果)の高いDX社員研修”として、ランキング形式で厳選してご紹介します。費用対効果が高いDX社員研修の選び方のコツもご紹介しますので、あわせてご覧ください。
- DX研修・人材育成プログラム(VOST)
- AI・DX・データ分析・活用研修(アガルート)
理由と合わせて、特徴や強みもわかりやすく解説していきます。
ROIが高いDX社員研修の選び方

DX研修の費用対効果は、実務直結度/業務効率化/データ活用力の向上・属人化の解消といった“組織の生産性向上度”で判断しなくてはなりません。
そのため、選ぶべきDX社員研修は、『現場での成果が出る、投資回収スピードの早い研修プログラム』です。そうしたDX社員研修を選ぶ際に見るべきポイントを、”チェック優先度順”にまとめましたのでご覧下さい。
- 実務に直結する実践力が身に着くか
- 受講対象者にあったレベルの研修カリキュラムか
- 講師の実績は確かか
- サポート体制があるか
- 研修形態が自社にあっているか
①の「実務に直結する実践力が身につくか」は、「実務を想定した課題を、実践形式でアウトプットする場が設けられている研修プログラムか」でチェックするとわかりやすいでしょう。
②の「社員のDXレベルにあった研修カリキュラム」は、自社の社員のDXスキルの把握が必須です。自社での正確な判断が難しいなら、DXスキルチェックテストが受けられる、DX研修・人材育成プログラムなどを活用するのもおすすめです。
DXに必要な人材・スキルは専門性の高い分野も多いので、講師の質(③)も重要です。疑問を解消したいとき、すぐに質問できるサポート体制があるか(④)もチェック必須でしょう。
実務と両立して学ぶ環境を整えるという意味では、集合研修だけでなく、オンライン(eラーニング含む)での学びも提供されたDX研修を選ぶのもおすすめです。
おすすめDX社員研修ランキング6選と比較表
『実務直結度の高さ、投資回収スピードの早さで厳選した6つのDX研修を、”ROIの高い”DX社員研修順』にランキング形式で厳選してご紹介します。価格については、特性上問い合わせて分かるものが大半ですので、助成金が使えるかでご紹介しています。
| サービス名 | 運営元 | 特徴 | 企業規模 | 助成金可否 | 対象者 | 学習環境 |
| DX研修・人材育成プログラム | VOST |
|
小~大 | 可能 | DX初心者から専門ポジションまで全般 |
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| AI・DX・データ分析・活用研修 | アガルート |
|
小~中 | 要問合せ | DX初心者から専門ポジションまで全般 | オンライン (オフライン要問い合わせ) |
| IT・DX研修サービス | インターネットアカデミー |
|
小~大 | 可能 | DX初心者から専門ポジションまで全般 |
|
| 法人向けコース | エーアイアカデミー |
|
小~中 | 可能 | DX担当実務者 | オンライン |
| DX研修 | インソース |
|
小 | 要問合せ | DX初心者から専門ポジションまで全般 |
|
| DX人材育成ソリューション | トレノケート |
|
小~大 | 要問合せ | DX初心者から専門ポジションまで全般 |
|
自社のDXの現状を正しく把握することは、DX推進を加速させ競争優位性を高めるために必須です。社員数が多く自社内で測れないなら、VOSTやトレノケートのような「DXレベルテストが受けられる」タイプのDX社員研修の活用が現実的でしょう。
1位:DX研修・人材育成プログラム|VOST

| 特徴 |
|
|---|---|
| 社員レベル別研修の可否 | 可能 |
| 対象者レベル | DX初心者からDX推進担当のキーパーソン(専門的ポジション)まで対応 |
| 他講座との違い |
|
| メリット |
|
| デメリット |
|
| 口コミ・評判 | 「AI開発企業とも共通言語をもって会話できるようになった」
「自社内でのAI活用で踏むべきステップが明確になった」 「ワークショップで出たアイディア実現を目指しプロジェクト始動できた」 |
| カリキュラム概要 | IT基礎・DX初級・DX実践コース(AIビジネス・生成AI・AIエンジニア・データサイエンティストセミナー)など60以上のコンテンツが学び放題 |
| 助成金利用可否 | 可能 |
1位としておすすめするのは、導入企業も1万社を超えるVOSTのDX研修・人材育成プログラムです。先にお伝えした4つの観点すべてを網羅していることと、特に「社員1人1人に最短期間で実務直結度の高いアウトプットの場も設けられた研修ができる」ことを評価しました。
また他の研修と「1人1人の社員のDXレベルを測定」できること、「LMSで個別の進捗度を適切に管理できる」というきめ細やかな設定とサポートがある点にも違いがあります。
社員それぞれに適切な研修を選び実施させるのは、企業規模が大きくなるほど現実的ではありません。ですがきめ細やかなプランニングこそ、最短期間で効果を最大限に発揮するDX社員研修となるもの。そうした観点から最もおすすめとして紹介しました。
また、導入事例を見ても、成果に結びついていることが判断できる点も高評価でした。カリキュラムごとにオンライン・オフライン・eラーニングと受講形式が選べる点もポイントが高いです。
無料で社内DX推進のヒントを学べる無料セミナーについて紹介した過去記事もありますので、併せてご覧ください。
2位:AI・DX・データ分析・活用研修|アガルート

引用:アガルート
| 特徴 |
|
|---|---|
| 社員レベル別研修の可否 | 可能 |
| 対象者レベル | DX初心者からDX推進担当のキーパーソン(専門的ポジション)まで対応 |
| 他講座との違い | 資格取得という社員の目的を明確化した学びに繋がりやすい |
| メリット |
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| デメリット |
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| 口コミ・評判 | 「資格取得に向けた学習意欲向上につながった」
「腹落ち感がある構成とインタラクティブなレクチャーが良かった」 「様々な部門メンバーが共に次世代の経営を考えるプロセスが新鮮で、役職の視座を上げるきっかけになった」 |
| カリキュラム概要 | ITリテラシー・DX検定対策・AWSクラウドプラクティショナー・統計学・新入社員向けDX・DXリテラシー・AI活用実務研修など |
| 助成金利用可否 | 要問合せ |
2位としておすすめするのがアガルートのAI・DX・データ分析・活用研修です。こちらは先ほど1位でおすすめしたVOSTの研修とは異なり、DXレベル測定を行うことなく、ヒアリングを経て育成目的を設定するところからのスタートとなるため、2位としています。
研修のゴールは資格取得としているのがほかの研修との大きな違いです。繰り返し学習できる環境は特段用意がないのは、一般的なDX社員研修と同じで、復習環境は自社での準備が必要です。
導入事例に寄せられた口コミを見ても、”腹落ち感のある構成”で、実力をつけられる内容であることがうかがえます。
参考:事例紹介|アガルート
3位:IT・DX研修サービス|インターネットアカデミー

引用:インターネットアカデミー
| 特徴 |
|
|---|---|
| 社員レベル別研修の可否 | ポジション別研修が可能 |
| 対象者レベル | DX初心者からDX推進担当のキーパーソン(専門的ポジション)まで対応 |
| 他講座との違い | 実際のプロジェクトを題材とした研修も可能 |
| メリット |
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| デメリット |
|
| 口コミ・評判 | 「新入社員研修で1年目の社員がPMに昇格できた」
「月のシステム外注費を数百万円削減できた」 |
| カリキュラム概要 | ITリテラシー・AI活用・新人エンジニア・DX/業務効率化・ネットワーク・プロジェクトマネジメント研修 |
| 助成金利用可否 | 可能 |
3位としておすすめするのは、インターネットアカデミーのIT・DX研修サービスです。
もっともポイントが高いと評価したのが、「実際のプロジェクトを研修の題材として学べる」こと。自分事として研修を捉えやすく、また必然的に前向きな学習に繋がりやすくなるでしょう。
3位とした理由は、1位のもののような繰り返し学習がないこと、漏れなく全社員に必要な学びが進められているかの可視化を、自社でしなくてはならないため。DX人材に必要な知識やスキルは、一朝一夕で100%習得できるものではありません。学びを定着させるためのアウトプットを行い、実践しながら振り返りを繰り返して確実な定着ができるものだからです。
実践的なカリキュラムがあること、部署やポジションごとに必要な学びを提供できる基盤があることを評価し3位としました。
4位:法人向けコース|エーアイアカデミー
4位以降については、特徴・強みの要点をお伝えしていきます。
エーアイアカデミーの法人向けコースの強みは以下です。
- 実務に紐づけられたゴールを各自設定すれば必要なカリキュラムが提案される
- 独自LMSで進捗度・達成率が可視化できる
- 5つの人類型すべてに対応した500を超えるコンテンツをオンラインで学べる
5位:DX研修|インソース
インソースのDX研修の強みは以下です。
- 企業に最適なオリジナル研修の提案が可能
- 講師を派遣し自社内での研修も可能
- 新入社員向けから専門職向けまで幅広いコンテンツの充実
6位:DX人材育成ソリューション|トレノケート
トレノケートのDX人材育成ソリューションの強みは以下です。
- アセスメントテストで現状を正しく把握しDX研修計画を策定できる
- 自社の現状から目標に向かって必要な育成計画の策定から伴走支援が受けられる
- DXマインドからしっかり育成できる
DX社員研修で習得すべきDXスキル
DX社員研修で身に着けてほしいスキルは、目指すポジション・役割によって異なります。どのような人材を育成すべきかの方針は、経済産業省の提起した「デジタルスキル標準」(DXに関わる人材の役割と必要な種類を定義したもの)で定義された5つの人材類型を参考にするとわかりやすいです。
- ビジネスアーキテクト:DX推進の目的の策定と、その実現に向けて組織をリードしていく
- データサイエンティスト:活用すべきデータの収集・解析の仕組み作りから実装までを手掛ける
- デザイナー:展開するビジネスにおける製品・サービスのあり方をデザインする
- ソフトウェアエンジニア:提供するシステム・ソフトウェアの設計・開発・運用する
- サイバーセキュリティ:デジタル環境下でのセキュリティリスク抑制に必要な対策を行う
社内のDX化推進には、どの人材も必要不可欠な存在であることがお分かりいただけたでしょうか。DX人材に求めるべきスキルについて深堀りした過去記事もあります。あわせてご覧ください。
DX社員研修を実施するメリットとデメリット

DX社員研修を網羅的に、必要なポジションそれぞれの育成をするには相応の費用が掛かるため、どれだけのメリットがあるのか気になる担当者様も多いでしょう。
デメリットは、先述の通り、「必要な人材すべての育成を網羅的に行うと、多額の費用が掛かってしまう」ことです。そのため、人材類型でいうと「ソフトウェアエンジニア」「サイバーセキュリティ」を外注し、それ以外は自社内製で対応する企業も多くあります。入れ替わりが頻繁になりがちなエンジニア職は、無理に内製しないでおくのも一手段でしょう。
一方メリットは、以下のように、「社内環境の最適化」「生産性・効率の向上によるコストの最適化」と、経営上の利点が大きく、DX社員研修を的確に行うことは間違いなくROIの高い施策であることもわかります。
- 業務効率化による工数削減
- データ活用による意思決定の高速化
- 属人化の解消
- DX推進の内製化による外注費削減
メリット・デメリットを総合的に判断すると、多くの企業にとってDX社員研修を行うことはプラスに働くものと判断できます。自社のあり方、人材状況、今後の方針を踏まえ、部分的な人材育成を行うか、全面的な人材育成が必要か検討することもおすすめです。
DX社員研修に関するよくある質問
DX社員研修に関する疑問にお答えしていきます。
DX社員研修の種類は?
DX人材に求められるスキルは?
DX社員研修とは何をするもの?
DX社員研修の料金は?
ROI・実務直結度の高いDX社員研修を選びましょう

費用対効果の感じられる、投資回収スピードの高いDX社員研修を選定するためのポイントを含め、おすすめのDX社員研修もランキング形式でご紹介しました。
DX社員研修は単純な売り上げ向上などで費用対効果が測れるものではないため、現場で活かせるスキルが習得でき、生産性・効率向上効果が感じられるDX研修の選び方のコツもお伝えした通りです。
本記事でお伝えした情報を、御社のDXを加速度的に向上させるヒントとしてご活用ください。
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