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【2026】人材開発支援助成金はDX人材育成に使える?対象研修・助成額・申請方法を解説

「DX人材を育成したいものの、研修費用の負担が大きい」「人材開発支援助成金はDX研修にも活用できるのだろうか」とお悩みではありませんか。

人材開発支援助成金は、企業が従業員のスキル向上やリスキリングを目的とした研修を実施する際に活用できる制度です。この記事では、人材開発支援助成金の概要をはじめ、DX研修で活用できる対象研修やコースの選び方、助成額・助成率、申請方法まで詳しく解説します。

この記事を読むことで、人材開発支援助成金の制度や活用方法を理解し、自社に最適なDX人材育成の進め方がわかります。助成金を上手に活用し、DX推進を担う人材の育成に役立てましょう。

人材開発支援助成金でDX人材育成はできる?

DX人材育成を進めるにあたり、研修費用の負担を課題に感じる企業は少なくありません。そこで検討したいのが、人材開発支援助成金の活用です。

人材開発支援助成金は、職務に必要な知識やスキルを習得するための研修を実施した際に、研修費用や研修期間中の賃金の一部が助成される制度です。データ分析やAI活用、業務効率化、デジタルツールの操作など、DX推進に必要なスキルを学ぶ研修も、所定の要件を満たせば人材開発支援助成金の対象となる可能性があります。

人材開発支援助成金を活用することで、企業は費用負担を抑えながら、従業員のデジタルスキル向上を図れます。ただし、人材開発支援助成金を受給するには、研修時間や研修内容、受講者、申請時期などの条件を満たさなければならない点に注意が必要です。

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DX人材育成に活用できる人材開発支援助成金制度とは

DX人材育成に活用できる人材開発支援助成金制度とは

人材開発支援助成金は、企業が従業員の能力開発やスキル向上を目的とした研修を実施する際に、費用の一部を支援する制度です。ここでは、人材開発支援助成金制度が設けられた目的と、どのような企業が利用できるのかを確認しましょう。

人材開発支援助成金の目的

人材開発支援助成金の目的は、企業による従業員の職業能力開発を促進し、生産性の向上や持続的な成長につなげることです。

近年、AIやデータ分析、クラウドサービス、業務自動化ツールなどを活用できるDX人材の重要性が高まっています。一方、DX人材育成には研修費用や業務時間の確保といった負担が伴います。

人材開発支援助成金を活用することで、企業はコストを抑えながら計画的に従業員を育成し、組織全体のデジタル活用力を高められます。

どのような企業が対象になるのか

人材開発支援助成金は、中小企業だけでなく、大企業も利用できる制度です。ただし、企業規模によって助成率や助成額が異なる場合があるため、自社がどの区分に該当するかを事前に確認しておく必要があります。

人材開発支援助成金を受給するには、雇用保険の適用事業所であることや、対象となる従業員が雇用保険に加入していることなど、所定の要件を満たさなければなりません。また、研修内容が業務に関連していることに加え、訓練計画を作成し、研修開始前に必要な申請手続きを行うことも重要です。

DX人材育成を目的とした研修であっても、自社の事業内容や受講者の職務との関連性を明確にしたうえで、計画的に手続きを進めましょう。

人材開発支援助成金の活用を検討している企業におすすめなのが、「DX研修・人材育成サービスです。人材開発支援助成金を活用しながら、計画的にDX人材を育成したい場合は、導入を検討してみてはいかがでしょうか。

DX研修・人材育成サービスの詳細はこちら

人材開発支援助成金を利用するメリット

人材開発支援助成金を利用するメリット

人材開発支援助成金を活用することで、企業は従業員のスキルアップやDX人材育成を進めながら、教育にかかるコストを抑えられます。人材不足やDX推進が課題となるなか、計画的な人材育成を支援する制度として、多くの企業で活用されています。

人材開発支援助成金を活用する主なメリットは次のとおりです。

  • 研修費用や研修期間中の賃金負担を軽減できる
  • DX人材育成やリスキリングを計画的に進められる
  • 従業員のスキル向上により、生産性や業務効率の改善が期待できる
  • AIやデータ分析など、デジタルスキルを持つ人材を社内で育成できる
  • 外部採用に依存せず、自社の業務に適したDX人材を育てられる
  • 従業員のキャリア形成やモチベーション向上につながる

人材開発支援助成金は、単に研修費用を補助する制度ではなく、企業が将来を見据えて人材へ投資し、DX推進や組織力の強化につなげるための制度でもあります。人材開発支援助成金を上手に活用することで、費用負担を抑えながら継続的な人材育成を実現し、企業の競争力向上につなげられるでしょう。

人材開発支援助成金の対象となる研修・教育訓練

人材開発支援助成金の対象となる研修・教育訓練

人材開発支援助成金を活用するには、実施する研修や教育訓練が所定の要件を満たしている必要があります。ここでは、人材開発支援助成金の対象となる研修内容やeラーニング・オンライン研修の扱い、人材開発支援助成金の対象外となる主なケースについて解説します。

  1. 人材開発支援助成金の対象となる研修内容
  2. eラーニング・オンライン研修も対象
  3. 人材開発支援助成金の対象外となるケース

①人材開発支援助成金の対象となる研修内容

人材開発支援助成金では、従業員が職務に必要な専門知識や技能を身につけるための研修が主な対象となります。DX人材育成であれば、AIやデータ分析、クラウドサービス、プログラミング、業務自動化ツールなど、業務に直接活用できるデジタルスキルを学ぶ研修が挙げられます。

ただし、単に知識を得ることだけを目的とした講座ではなく、受講者の職務や企業の事業内容との関連性を示すことが重要です。

また、人材開発支援助成金はコースごとに訓練時間や対象者、実施方法などの要件が定められています。研修を選ぶ際は、育成したい人材像や習得させたいスキルを明確にし、人材開発支援助成金の要件に適合するかを事前に確認しましょう。

②eラーニング・オンライン研修も対象

人材開発支援助成金では、一定の要件を満たすeラーニングやオンライン研修も助成対象となる場合があります。場所を選ばず受講できるため、複数拠点を持つ企業や、業務と並行しながらDX人材育成を進めたい企業に適した研修方法です。

ただし、オンライン形式だからといって、すべての研修が自動的に人材開発支援助成金の対象になるわけではありません。受講状況を確認できる仕組みがあることや、訓練内容・実施時間を記録できることなど、研修形式に応じた要件を満たす必要があります。

定額制サービスや録画講座についても、利用するコースによって扱いが異なります。研修を申し込む前に、人材開発支援助成金の対象の実績や必要書類への対応可否を確認しておくと安心です。

③人材開発支援助成金の対象外となるケース

人材開発支援助成金は、一定の要件を満たした研修のみが助成対象となります。次のようなケースでは、人材開発支援助成金の対象外となる可能性があるため注意しましょう。

  • 業務との関連性がない研修・教育訓練
  • 趣味や一般教養を目的とした講座
  • 研修開始前に訓練計画の提出を行っていない場合
  • 対象となる訓練時間などの要件を満たしていない研修
  • 受講者が雇用保険の加入要件を満たしていない場合
  • 受講状況や出席記録を確認できない研修
  • 必要書類に不備がある、または期限までに提出していない場合
  • 助成対象コースの要件を満たしていない研修内容

これらに該当すると、研修を実施していても人材開発支援助成金を受給できない可能性があります。研修内容だけでなく、申請手続きや書類の準備も人材開発支援助成金の支給可否に影響するため、計画的に進めることが大切です。

人材開発支援助成金の7つのコースと選び方

人材開発支援助成金のコースの選び方

人材開発支援助成金には、研修の目的や対象者、実施方法に応じた7つのコースがあります

人材開発支援助成金の各コースの概要と主な違いは次のとおりです。

人材開発支援助成金のコース 概要・対象となる取り組み 適している企業・ケース
①人材育成支援コース
  • 職務に必要な知識・技能を習得するOFF-JT
  • 新卒者などを対象としたOJTとOFF-JTを組み合わせた訓練
  • 非正規雇用労働者の正社員転換を目指す訓練
  • 45歳以上の従業員を対象とした実習型訓練
現在の業務に必要な知識や技能を幅広く習得させたい企業
②教育訓練休暇等付与コース
  • 有給の教育訓練休暇制度などを導入
  • 従業員が休暇を取得して訓練を受講した場合に助成
従業員が業務を離れて学べる休暇制度を整備したい企業
③人への投資促進コース
  • 高度なデジタルスキルや成長分野の知識を習得する訓練
  • IT分野未経験者を即戦力化するOJT付き訓練
  • 従業員が自発的に受講する訓練
  • 定額制・サブスクリプション型の研修サービス
  • 長期教育訓練休暇などの制度導入
高度なデジタルスキルの習得や従業員の自律的な学びを促進したい企業
④事業展開等リスキリング支援コース
  • 新規事業への進出に必要な知識・技能を習得する訓練
  • 社内のデジタル化やDX推進に必要な訓練
  • グリーン化やカーボンニュートラル化に対応する訓練
  • 人材育成計画に基づき、今後担当する職務に必要な訓練
DX推進、新規事業、業態転換などに合わせて従業員をリスキリングしたい企業
⑤建設労働者認定訓練コース
  • 建設関連の認定職業訓練や指導員訓練の実施を支援
  • 建設労働者に有給で認定訓練を受講させた場合に助成
  • 訓練経費や訓練期間中の賃金の一部を助成
認定職業訓練を実施、または利用する建設事業主
⑥建設労働者技能実習コース
  • 建設労働者の技能向上を目的とした実習を支援
  • 従業員に有給で技能実習を受講させた場合に助成
  • 訓練経費や訓練期間中の賃金の一部を助成
建設労働者の技能向上を図る建設事業主
⑦障害者職業能力開発コース
  • 障害者の職業能力を開発・向上させる教育訓練を支援
  • 教育訓練を継続して実施する施設の設置・運営費用を助成
障害者向けの職業能力開発施設を設置・運営する事業主など

参考:人材開発支援助成金|厚生労働省

既存業務に必要なデジタルスキルを学ばせる場合は、人材開発支援助成金のうち「人材育成支援コース」、高度なITスキルや定額制研修を利用する場合は「人への投資促進コース」が候補になります。一方、新規事業への進出や社内業務のDX化に伴い新しい職務に必要なスキルを習得させる場合は、人材開発支援助成金のなかでも「事業展開等リスキリング支援コース」を検討するとよいでしょう。

同じDX研修でも、研修内容や実施方法、受講者の職務、企業が取り組むDXの内容によって、適切な人材開発支援助成金のコースは異なります。利用するコースを決める際は、最新のパンフレットや支給要領を確認し、必要に応じて管轄の労働局へ相談しましょう。

人材開発支援助成金の助成額・助成率

人材開発支援助成金の助成額・助成率

人材開発支援助成金の助成額は、選択するコースや企業規模、研修内容などによって助成率や支給額が異なります。ここでは、人材開発支援助成金の仕組みや中小企業と大企業の違いを紹介します。

人材開発支援助成金のコース 経費助成 賃金助成
人材育成支援コース 中小企業:45~75%程度
大企業:30~45%程度
中小企業:1人1時間800円
大企業:1人1時間400円
教育訓練休暇等付与コース 研修費に対する経費助成ではなく、制度導入・適用に対する定額助成 なし
人への投資促進コース 中小企業:45~75%
大企業:45~60%程度
中小企業:1人1時間800~1,000円
大企業:400~500円
事業展開等リスキリング支援コース 中小企業:75%
大企業:60%
中小企業:1人1時間1,000円
大企業:1人1時間500円

人材開発支援助成金の助成額の仕組み

人材開発支援助成金は、主に「経費助成」と「賃金助成」の2つで構成されています。

経費助成は、研修の受講料や教材費など、教育訓練にかかった費用の一部を補助するものです。一方、賃金助成は、従業員が研修を受講している間の賃金負担を軽減するために支給されます。

人材開発支援助成金の実際の助成額は、利用するコースや訓練内容、企業規模などによって異なります。対象となる経費や上限額も人材開発支援助成金のコースごとに定められているため、自社が利用するコースの支給要件や範囲を把握したうえで研修計画を立てましょう。

中小企業と大企業の違い

人材開発支援助成金は、中小企業と大企業のどちらも利用できますが、助成率や助成額には違いがあります。一般的には中小企業のほうが手厚い支援を受けられるよう制度が設計されており、同じ研修を実施した場合でも、企業規模によって受給できる金額が変わることがあります。

また、中小企業かどうかは、資本金や常時雇用する従業員数などをもとに業種別の基準で判断されます。企業区分を誤ると人材開発支援助成金の助成額の見込みが変わる可能性もあるため、自社の区分を事前に確認しておくことが重要です。

人材開発支援助成金の申請方法と流れ

人材開発支援助成金の申請方法と流れ

人材開発支援助成金を受給するには、研修を実施するだけでなく、所定の期限までに計画届や支給申請書を提出する必要があります。手続きに不備があると人材開発支援助成金を受給できない可能性があるため、申請前の準備から受給までの流れを把握しておきましょう。

人材開発支援助成金の申請前に準備すること

人材開発支援助成金の申請前には、研修の目的や対象者、カリキュラム、実施期間、受講方法を整理し、利用するコースを決めます。あわせて、事業内職業能力開発計画の作成や職業能力開発推進者の選任など、コースごとに求められる要件も確認しておきましょう。

研修会社からは、人材開発支援助成金対象講座の訓練内容や受講料、実施時間が分かる資料を取り寄せます。また、受講予定者が雇用保険の被保険者であるか、研修内容が職務と関連しているかも確認が必要です。

計画届は、人材開発支援助成金の対象となる訓練では原則として訓練開始日の6か月前から1か月前までに提出するため、研修日程から逆算して準備を進めましょう。

人材開発支援助成金申請から受給までの流れ

人材開発支援助成金の申請手続きは、主に「計画の作成・提出」「研修の実施」「支給申請」「審査・受給」の順で進みます。

まず、人材開発支援助成金の職業訓練実施計画届や対象労働者一覧などを管轄の労働局へ提出します。受理後は、届け出た計画に沿って研修を実施し、出席状況や受講時間、賃金の支払い状況を記録してください。研修費用は、原則として支給申請までに事業主が負担します。

研修終了後は、終了日の翌日から起算して2か月以内に支給申請書と証明書類を提出します。その後、労働局の審査を経て、人材開発支援助成金の支給が決定すると指定口座へ助成金が振り込まれる流れです。

人材開発支援助成金を活用できるDX人材育成サービス

DX研修・人材育成プログラム
DX研修・人材育成サービス」は、導入企業数10,000社を超え、大手メーカーや製造業、建築業をはじめ、幅広い業界で活用されているDX人材育成サービスです。

研修内容は、DXリテラシーや情報セキュリティ、データ分析、生成AI、クラウド、プログラミング、業務効率化ツールなど多岐にわたります。導入前にDXスキルチェックテストを実施し、結果に応じて研修カリキュラムを設計・カスタマイズできるほか、ワークショップによる知識の定着や、LMSを活用した学習進捗の管理にも対応しています。

人材開発支援助成金の事業展開等リスキリング支援コースの対象講座となっているため、要件を満たすことで研修費用の負担を抑えながら、計画的なDX人材育成が可能です。これからDX研修の導入を検討している企業は、選択肢の一つとして確認してみてはいかがでしょうか。

DX研修・人材育成サービスの詳細はこちら

DX研修の内容については、こちらで詳しく解説しています。

【2026】DX研修の内容は?意味ない?メリットや目的・カリキュラム例も紹介

人材開発支援助成金を活用してDX人材を育成しよう

人材開発支援助成金は、従業員のスキル向上やDX人材育成にかかる費用負担を軽減できる制度です。人材開発支援助成金の対象となる研修内容や助成率、申請方法はコースによって異なるため、自社の目的や研修形式に合った制度を選ぶことが重要になります。

特にDX研修では、データ分析や生成AI、クラウド、業務効率化など、実務に直結する幅広いスキルを学べます。人材開発支援助成金の助成金の要件や申請期限を事前に確認し、必要書類をそろえたうえで計画的に進めましょう。

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