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AIコンサルタントとは?おすすめサービスと仕事内容を解説

AIの活用がもはや当たり前になった現代ビジネスの現場。しかし知識のない人がいきなり仕事にAIを取り入れるのは難しいでしょう。そんなときに頼りになるのが「AIコンサルタント」です。具体的にどんなことをしてくれるのか確認していきましょう。

AIコンサルタントとは?

AIコンサルタントとは?

AIコンサルタントとは、AI活用に関するアドバイスや提案を行ってくれる人のことです。AIは一見万能に見えますが、実は人間のような処理能力を持っている訳ではなく、適用範囲や精度の維持、データ品質など課題もたくさん抱えています。とはいえ、労働力不足が予想される日本社会にとって、AIの活用はもはや避けて通れません。多くの企業がAI導入を検討したり、実際に導入し運用しているものの、上手くいっていないところも少なくありません。というのも、AIの能力をフルに活用するには、ITに関するスキルや数理統計、データサイエンスに関する専門知識やノウハウが必要不可欠だからです。

社内にAIに関する知識を持った人材がいない場合は外部に助けを求めることになりますが、そのとき依頼してきた企業の課題を見抜き、解決するためのサポートを行うのがAIコンサルタントなのです。

おすすめのAIコンサルタント5

AIコンサルタント会社はたくさんあるため、自社に合ったサービスを提供してくれる会社を選ぶためには、事前にその会社の特徴を掴んでおく必要があります。

アクセンチュア株式会社

「アクセンチュア」はアイルランドに本拠地を置くコンサルタント会社で、日本でも大々的に事業を展開しています。近年AIに力を入れ始めたことで注目を集めるようになりました。アクセンチュアの特徴の一つは、同社が開発を行った「AI HUB」をベースとした各種AIサービスを提供している点です。「AI HUB」は音声認識をはじめとする対話技術やAI関連技術、グループウェアや基幹システムを連携させた基盤となるサービスで、これによって顧客の課題解決をサポートするために最適なAIエンジンを、アクセンチュアが選択肢、自由度の高いシステム構築が可能になっています。

IBM

アメリカに本社を置くテクノロジー関連企業IBMも、AIコンサルティングを提供している会社の一つです。AI技術だけではなくソリューション開発にも豊富な経験を持っているため、専門知識や技術を活かし、社内全体でのAI運用や規模拡大を支援してくれます。

株式会社野村総合研究所

野村総合研究所は、2015年に「1020年後には、日本の労働人口の約49パーセントが就いている職業を、AIやロボットに置き換えることが可能」という調査結果を公開したことで大きな話題を集めました。長年に渡って積み上げたノウハウと知見を集結し、業務·システム開発·運用の3つを一つにまとめたAI提供「NRI Solution Ai」、それらを研究し開発·支援を行う「NRI AI Design」チームによって、AI技術を普及、運用しています。

株式会社NTTデータ

株式会社NTTデータも、コンサルティング業務を行っている会社の一つです。顧客の持つ課題に対し、多様なソリューションの中から最適なものを選択し、提供しています。提供だけではなく、導入前のコンサルティング、顧客に最適なAIアプリケーションの開発、そして導入後のサポートまで多岐に渡る支援を行っている会社です。

AI研究所

AI研究所は株式会社VOSTが運営しているサービスで、誰もがAIを使える社会、AIによってゆとりが創出できる世界を見据えて活動しています。機械学習モデルの研究や構築、AIコンサルティングやソリューション提供だけではなく、人工知能に関する教育事業を行っているも特徴の一つで、AI講座やDX人材やAI人材の育成をサポートする研修する制度なども行っています。

こちらから自社に合うサービスをお選びください。

AIコンサルタントへの依頼をおすすめしたいのはこんな人や会社

AIコンサルタントへの依頼をおすすめしたいのはこんな人や会社

AIコンサルティングへの依頼をした方がいいのは、AIのプランニングを自分で行えない人、あるいは自社で調達できない会社です。AI開発を行うためには、AIエンジニアやデータサイエンティスト、AIプランナーなど高度な技術を持つ人材が必要になります。AI開発は大量のデータから自動的に特徴を見つけることができる「ディープラーニング」の登場によってより難易度が高くなっているのが実情であり、素人がいきなりできるものではありません。

自社人材を育てるにしても費用と時間がかかりますし、新たにスタッフを採用するにも人件費が必要になります。求める人材がすぐに見つかるとも限りません。AI開発に関する専門知識がないなら、やはりAIコンサルタントに依頼するのがAI導入への最短距離になります。AIのプランニングや開発、実装やその後のサポートまでやってくれるので、スピーディーに導入を行いたい企業にとってメリットが大きくなります。

依頼するときの注意点

依頼するときの注意点

AIコンサルティングは非常に頼りになる存在ですが、だからと言ってすべて丸投げという訳にはいきません。依頼する際に覚えておくべき注意点を押さえておきましょう。

まず、AI導入を目的にしない」ことが大前提となります。AIはあくまで手段であり、一つ導入すれば社内すべての課題が解決するわけではありません。AI導入の目的は「社内の課題を解決すること」であって、導入それ自体が目的ではないことをしっかり覚えておきましょう。

この点を気にしていれば、自ずと「自社で解決すべき課題」を明確にしておくべきことが分るでしょう。コンサルティング会社に依頼すれば、どのようなAIを開発導入すべきなのか議論を重ねることになるので、目的がはっきりしていた方が議論もスムーズに進むからです。課題がはっきりしない場合は、課題生理からサポートしてくれるコンサルタントに依頼するのがおすすめです。

コンサルティング会社と名の付く会社はたくさんあるため、AIコンサルティングを得意としている会社を見分けて依頼することも非常に重要なポイントです。ホームページなどから情報を収集しておきましょう。

その際、実績なども併せて確認しておくことが大切です。実際の担当との相性もとても大切です。コンサルティング会社には大勢のコンサルタントが在籍しているため、それぞれ知識量や経験が異なります。より良いコンサルティングを受けるためには、やはり担当の質が影響してくるのです。特に「こちらの知識量に合わせて分かりやすく話してくれるか」「専門知識やノウハウはあるか」「実務や現場を理解しているか」などのポイントを踏まえてコミュニケーションを取るようにしましょう。

コストや予算についてもしっかり確認する必要があります。高性能AIが完成したとしても、予算をオーバーしていたら大問題です。当然ですが「どれだけ料金がかかっても良い」などということはあり得ないので、費用対効果のバランスを考えながら開発を進めてもらう必要があります。

そのためにはやはりAI導入の目的をはっきりさせ、優先すべき点とカットすべき点の判断をしっかり行うこと、そしてコンサルティング会社とのコミュニケーションをこまめに行うことが必要になります。納期を守ろうとエンジニアの増員を繰り返してしまいコストがかさむ、という事態も、こまめに意思疎通を行っていれば未然に察知することができるでしょう。

AIコンサルタントを活用しよう

AI導入を考えているなら、AIコンサルタントに依頼するのが近道です。依頼の際はコンサルタントに全て丸投げしてしまうのではなく、AI開発の流れを知った上で、目的を明確にし、担当とこまめにコミュニケーションを取ることが必要です。

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