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ChatGPTの始め方を解説!使用のコツと注意点を紹介

AIを使用したツールは、数多くの種類があります。その中でも知名度が高く、大勢の人に使用されているのが、ChatGPTです。
チャットサービスのChatGPTは、個人の遊びからビジネスシーンまで、幅広い場面で活躍しています。
そのChatGPTを始めるにはどうすれば良いのか、確認していきましょう。

チャットサービスであるChatGPT

ChatGPTは、OpenAI社が提供する、チャットサービスです。文章を送信すると、その内容に応じた回答を、AIが考えて送り返してくれます。
日常的な会話も可能ですが、それ以外にも数多くの使い道があるのが特徴です。

代表的な使い道としては、文章の要約や翻訳が挙げられます。
また、アイデアの提案をしたり、企画書のフォーマットを作成したりするといったことも可能です。さらに、楽曲制作のサポートや、簡単なプログラミングのコーディングなどもできます。
そのため、ChatGPTが活躍できる場面は非常に多いです。商用利用も可能であるため、実際にビジネスシーンで使用されることは珍しくありません。

基本的には無料で利用可能

ChatGPTは、基本的には無料で利用できます。その理由としては、提供しているOpenAI社が、元々は非営利企業であった点が大きいです。
また、無料であることでユーザーを集め、AIの学習に必要なデータを集めることも、理由として考えられます。
ただ、有料版も用意されています。月額料金を支払うサブスクリプション契約で、混雑しやすいタイミングでも安定した接続が可能です。

さらに、新しい機能を優先的に使用できるというメリットもあります。ビジネスなどでChatGPTを本格的に使用したいのであれば、有料版に移行した方が良いかもしれません。

ChatGPTを始めるには

それでは、ChatGPTの始め方を、詳しく解説していきます。

アカウントの作成

ChatGPTを使用するためには、アカウントを作成しなければなりません。まずはインターネットブラウザでChatGPTのサイトへアクセスし、「Sign up」からアカウントを作っていきましょう。

まずは、用意したメールアドレスと、ChatGPT専用のパスワードを入力します。そうすると、アドレスにメールが届くので、記載されているURLからアクセスしてください。
その後、氏名や電話番号などを入力します。そして、電話番号を使ったSMS認証が完了すれば、ChatGPTのアカウント作成は完了です。

また、Google、Microsoft、Appleのアカウントを持っていれば、メールアドレスの代わりに使用することができます。

ChatGPTにアクセスして利用開始

アカウントを作成できれば、後はChatGPTにログインするだけです。ブラウザでChatGPTのページにアクセスし、登録したアドレスと、作成したパスワードを使ってログインしましょう。

ログインした状態になると、画面の下の方に「Send a message」と表示されたボックスがあります。そこに文章を入力すると、ChatGPTのAIが応えてくれるはずです。

ChatGPTの画面は英語表記のみですが、入力や応答は日本語に対応しています。そのため、翻訳などの手順を踏まずに、そのまま日本語を入力して問題ありません。

アプリ版の始め方も基本は同じ

ChatGPTには、ブラウザ版とは別に、スマートフォンやタブレット向けのアプリも使用可能です。
アプリの場合も、基本的な使い方はブラウザ版と変わりません。メールアドレスを使って、アプリ内でアカウントを作ることができます。
また、すでにChatGPTのアカウントを持っているのであれば、アプリ版でも問題なくログイン可能です。そして、画面下部にある、「Message」と表示されたボックスに入力をしていきます。

ChatGPTを使いこなすためのコツ

ChatGPTは、あくまでもAIサービスなので、どのような質問にも答えられるとは限りません。使いこなすには、コツが必要です。
では、どのようにすれば使いこなせるのか、解説していきます。

文章の基本を意識する

ChatGPTで質問する際には、AIがわかりやすいように、きちんとした文法であることが望ましいです。
「誰が」「いつ」「どこで」「何を」「なぜ」「どうやって」という、5W1Hを意識して質問しましょう。

また、人が相手の会話であれば、主語や述語などを省くことがあるかもしれません。けれど、ChatGPTが相手の場合は、省略はなるべくしないようにしましょう。
普段は略して使用しているような言葉も、一般的に広く浸透しているものを除いて、正式名称で入力した方が良いです。

質問の内容は具体的かつわかりやすく

ChatGPTを使用していると、期待していた内容とはかけ離れた答えが返ってくるという失敗がよく起こります。その失敗の主な原因は、質問の内容がはっきりしていないことです。

ChatGPTを使用する場合は、具体的にどういった答えを求めているのか、はっきりさせるようにしましょう。質問の内容が漠然としていると感じたら、何らかの条件を追加して、ChatGPTを誘導するという方法も効果的です。

長文での質問はなるべく避ける

ChatCPTは、数千文字という長い質問にも対応することが可能です。ただ、質問内容が長くなればなるほど、対応するまでの時間が長くなります。
また、質問内容が複雑になり、求めている答えが得られる可能性が低くなるでしょう。そのため、長文の質問は、なるべく避けた方が無難です。

ChatGPTは、前の会話を記憶する機能があるため、追加質問ができます。したがって、長文を小分けにしながら、会話のやり取りをしていきましょう。

必要に応じてチャットボックスを使い分ける

ChatGPTと会話をする際には、前の会話をAIが記憶して、その内容をリアルタイムで反映させることができます。それは大きなメリットですが、異なる目的でChatGPTを使用していた場合、会話の内容が支離滅裂になってしまうかもしれません。

防ぐためには、チャットボックスを使い分けるようにしましょう。「New chat」という部分を選択すれば、新しく独立したチャットボックスを作成できます。
そして、ひとつの使用目的に対して、同じチャットボックスを使用するようにすれば、内容が混同してしまうことはありません。

ChatGPTを使用する際の注意点とは

ChatGPTを使用する際には、気を付けなければならないことがあります。何も知らずに使用していくと、大きなトラブルに巻き込まれるかもしれません。
では、何に気を付ければ良いのか、注意点をいくつか紹介していきます。

返ってきた答えを鵜呑みにしない

ChatGPTは、インターネット上の情報を学習をして、色々な質問に答えるという仕組みになっています。インターネット上には、間違った情報も数多くあります。
そのため、間違った情報を元にした、正確ではない答えが返ってくるかもしれません。また、古い情報を元にして、新しくはない答えが返ってくるということも十分あり得ます。
よって、ChatGPTの答えを鵜呑みにしてしまうのは危険です。重要な質問をするのであれば、ChatGPTの答えが正しいかどうか、自ら調べるようにしましょう。

個人情報や機密情報は入力しない

ChatGPTは、インターネット上のデータだけでなく、ユーザーの質問内容も学習の材料にしてしまいます。そのため、個人情報や機密情報を入力すると、それが他のユーザーへの回答に使われてしまうかもしれません。
その結果、プライバシーの侵害や、企業の信用損失などのトラブルに発展する恐れがあります。
そういったトラブルを避けるためにも、個人情報や機密情報など、他者に知られては困る情報は、入力しないようにしましょう。

著作権の侵害にならないように

ChatGPTは、インターネット上にあるあらゆる情報を元にして、オリジナルの回答を作成します。ただ、質問内容次第で、誰かが実際に書いた小説や歌詞などと、大差のない回答が作られる可能性があります。

ChatGPTの回答は、商用を始めとした色々な目的で利用可能です。けれど、他者の著作物と告示しているものをオリジナルとして活用すると、著作権に抵触する恐れがあります。
したがって、オリジナルとして使う前に、回答内容が誰かの著作物と重なっていないか、確認した方が良いでしょう。

誰でも簡単に使えるChatGPT

ChatGPTは、アカウントを登録するだけで、誰でも簡単に使うことが可能です。そして、使い方のコツさえ使えば、あらゆる目的に活用できるでしょう。
ただ、まだまだ発展途上のサービスで、注意しなければならないことはあります。そのため、正しい知識を持って、健全に使うようにしましょう。


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