facebook

おすすめのDXオンライン研修5選!テレワークでDX研修を受けよう

DXは業界を問わず推進が進められている取り組みであり、その担い手となるDX人材の確保も企業にとって急務となっています。採用活動で人材を賄うことが難しい場合は、既存の従業員をDX人材として育成する必要があるでしょう。そこで本稿ではDX人材の育成に有用なDX研修について解説した上で、おすすめの研修サービスをいくつか紹介していきます。

DX研修についての予備知識

DXは注目度が上昇しているビジネスワードであるものの、まだあまり馴染みがないという人も少なくありません。まず最初に、DX研修についての予備知識を身に付けておきましょう。

DXとは何か

2004年に提唱された「Digital Transformation(デジタルトランスフォーメーション)」という考え方を略したものがDXです。英語圏の習慣に倣い、Transformationの省略形はXになっています。DXの定義は「デジタル技術を活用して人々の生活をより良いものに変革すること」です。

さらにビジネス業界にフォーカスすると「デジタル技術の導入で業務プロセスやビジネスモデルを変革すること」がDXの意味とされています。IT技術の発展に伴って、ビジネスシーンでは市場競争力が加速する結果となりました。企業はDX化する市場競争力を強化して生き抜くため、また既存のレガシーシステムから脱却して生産性を向上させることが求められているのです。日本では2018年に経済産業省が「DX推進ガイドライン」を公表するなど、官民一体でDX化が進められています。

DX研修の概要

社内でDX化を実現するためには、現場で働く従業員がDXについて理解しておく必要があります。しかしDX化が進んでいない企業においてはDXに詳しい人材が少なく、既存従業員の教育も中々進まないという実情がありました。

そこで登場したのがクライアント企業の従業員に向けてDXの知識・ノウハウ・考え方などをレクチャーするDX研修サービスです。DX研修では単なる知識の定着だけでなく、DXを有効活用するための思考力を養うことによる新たなビジネスモデルの創出や市場優位性の確保を目的としています。基本的なITスキルやデジタルリテラシーなどを中心に、クライアントの要望や事業への必要性に応じて多様なプランを用意している研修サービスも多いです。DXではプロジェクトマネジメント力やマーケティングスキルも重要になってくるため、それらに注力した研修サービスもおすすめと言えるでしょう。

DX研修サービスを選ぶ際のチェックポイント

DX研修サービスを選ぶ際のチェックポイント

ビジネスシーンにおける必要性と需要の高まりから、DX研修サービスを展開する事業者も増加傾向にあります。数あるサービスの中から自社に合った研修を選ぶためには、以下のようなポイントに気を付けてみてください。

目的と研修内容のマッチング

DX研修サービスを選ぶ際には、まず自社での目的を明確にしておくことが大切です。例えば「ITスキルがほとんどない状態から研修したい」のか、「ある程度知識があるので、それを運用出来るようにしたい」のかで適した研修内容は異なります。自社の事業内容によって必要となる細かいITスキルも違ってくるため、まずは「自社に何が必要か」を正確に理解しておくようにしましょう。その上で研修サービスの内容を見定めていけば、ニーズと研修内容が大きく食い違うことはありません。

研修サービスの実績

DX研修はサービス提供元の実績を確認しておくと安心です。どんな業界や業種でどのくらいの実績数があるのかが分かれば、自社との相性や信頼性を推し量る1つの目安になります。一般的にはサービス提供元の公式ホームページで公開されているケースが多いので、問い合わせ前に一度目を通しておくようにしましょう。

価格設定

DXには無料と有料のものが混在していますが、安ければ良いという訳でもありません。サービス内容と価格設定を見比べて、適正なサービスを選ぶことが重要です。相場が分からない場合は、同じような研修内容のサービスをいくつか比較してみると良いでしょう。「試験的にDX研修を導導入したい」「出来るだけスモールスタートで始めたい」という場合には無料の研修サービスもおすすめです。

受講スタイル

DX研修にはサービス提供元から講師が派遣されたり従業員が会場へ赴くオフラインタイプと、インターネット教材・ビデオ通話・eラーニングなどを利用するオンラインタイプのものがあります。どちらが優れているという訳ではなくそれぞれにメリットがありますが、DXの特性上オンラインタイプのサービスが人気です。オフライン受講は講師との対面によるキメ細かくフレキシブルな指導がメリットであり、オンライン受講はその手軽さに強みがあります。

おすすめの人気DXオンライン研修5選

おすすめの人気DXオンライン研修5選

ここでは数あるDX研修の中から、比較的評価が高く人気のものを厳選して5つ紹介します。

株式会社富士通ラーニングメディア

コンピューター製品を手がける国内大手企業の富士通が提供するDX研修では、5つのコースに合計1,500以上のカリキュラムが用意されています。官民合わせて3,000件以上の導入実績があるため安心感が高く、初めてのDX研修にもおすすめです。研修価格は申込み内容によって大きく異なるため、詳しくは問い合わせ時に確認が必要となります。

株式会社インソース

インソースはオフライン・オンラインを問わず様々な受講スタイルに対応している研修会社です。短期集中から長期プラン、一般従業員から管理職向けまでクライアントの幅広いニーズに応えるプランが提供されています。価格はプランによって大きく変動しますが、手頃なDX研修のプランでは1人あたり税込み1万8,300円の短期コースが人気です。

経済産業省

公共機関の中ではDXの旗振り役である経済産業省が「マナビDX」というサービスを提供しています。DX関連の講座情報を紹介するというスタイルで、取り扱っている講座の中には無料のものも含まれている点が特徴です。レベル別・カテゴリー別に講座を検索出来るため、自社の目的にマッチしたコンテンツを見つけ出すのも難しくありません。

株式会社大塚商会

製薬会社や食品会社を傘下に持つことで知られる大塚商会では、無料で利用出来るIT関連のオンラインセミナーを開設しています。この中にはDXに関わるものも多く含まれているため、社内のDX人材育成にも有用なコンテンツです。このセミナーだけでDX研修を完結させることは難しいかもしれませんが、関連分野が分かりやすく解説されているため補助教材として活用すると効果的でしょう。セミナーの開催頻度が高いのでIT業界の最新動向をチェックするのにもおすすめです。

株式会社VOST

株式会社VOSTでは「AI研究所」と呼ばれるIT系情報サービスを運営しており、その中にDX研修も含まれています。例えば1日という超短期間でDX関連のノウハウを応用レベルまで身に付ける「DX完全攻略セミナー」は、通常価格税込み4万4,000円で受講可能です。キャンペーンが開催されている時期も多く、タイミングを見極めればお得に受講することも出来ます。会場・ウェビナー・eラーニングなど受講スタイルも多彩であり、受講者満足度97%以上を誇るDX研修です。

こちらから自社に合うサービスをお選びください。

DX研修をオンライン化することによるメリット

DX研修においてオンラインスタイルが主流になっているのは、以下のようなメリットが期待出来るためです。

コスト削減効果

DX研修をオンライン化すると、従業員や講師の移動が必要なくなります。自社で会場をセットするための手間隙もなくなるため、経済・人的・時間的リソースを効率良く削減することが可能です。

従業員への教育均等化

オンライン研修は従業員が参加する日程を調整しやすいというメリットがあるため、研修を受けられない従業員が発生するリスクを抑えることが出来ます。ウェビナーやeラーニングであれば後日動画教材を活用することでも知識を吸収してもらえるので、当日どうしても参加出来なかった従業員へのフォローも容易です。同一教材・同一講師による研修であれば身に付くノウハウが均一化されるため、ナレッジの共有という意味でも効果が期待されています。

進捗管理の効率化

オンラインスタイルのDX研修では従業員の出席・受講状況がコンピューター上で管理され、研修の進捗が遅れている従業員を見落としてしまう心配が少なくなります。出席表やレポートなどをペーパーレス化することで管理側の工数が削減されるため、研修業務の効率化にも繋がるでしょう。

DX研修はオンライン受講を上手に活用するのがおすすめ

DX化は企業が今後の事業活動を考えるにあたって、避けては通れない道と言っても過言ではありません。DX研修を通じて社内人材のDXノウハウを底上げし、新しいビジネスの扉を開いていきましょう。コストや研修効率の面から見ると、手軽さが魅力のオンライン受講がおすすめです。もちろんオフライン受講にもキメ細かく柔軟な指導などのメリットはあるので、必要に応じて使い分けてみてください。

最新情報をチェックしよう!